手帖 紀行 季の記憶 食と文化 道草の記 この手帖について 手紙を寄せる

紀行

現地で過ごした日々を、静かに書き留めた記録。地図上の場所ではなく、そこで感じた空気や光、人の声を中心に。

パリ
フランス • パリ

セーヌのほとりで、
春の光を待つ

チュイルリーのベンチに座り、向かいの女性が本を閉じて空を見上げた。桜は散り始めていたが、まだ少し残っていた。

2026年4月 8日間
この紀行を開く
スイスアルプス
スイス • ツェルマット

山の向こうに沈む陽と
木の匂いのする小屋

ユングフラウを背に赤い電車がゆっくり登る。窓の外の針葉樹が夕焼けに金色に染まっていた。

2025年9月 9日間
この紀行を開く
サントリーニ
ギリシャ • サントリーニ

青と白の島で、
夕暮れを待つ

オイアの崖から見る海は、夕方になると少しずつ色を変える。風が強く、話す声がすぐ消えた。

2025年6月 6日間
この紀行を開く
バリ
インドネシア • バリ

棚田の水面に映る
朝の光と静けさ

テガラランの棚田で、作業着の女性が黙って苗を植え続けていた。声は聞こえなかった。

2025年5月 8日間
この紀行を開く
アイスランド
アイスランド • スナイフェルスネス

黒い砂と、
風に消える声

黒砂浜に打ち上げられた流木に、誰かが小さな石を三つ並べていた。風が強く、声はすぐに消えた。

2024年10月 7日間
この紀行を開く
プロヴァンス
フランス • プロヴァンス

ラベンダー畑の端で
摘まれた一輪

老婦人が一輪だけ摘んで香りを確かめ、すぐにまた土に戻した。その仕草が忘れられない。

2025年7月 6日間
この紀行を開く
バンコク
タイ • バンコク

屋台の煙と、
夜の川の匂い

チャオプラヤ川の夜市で、トムヤムクンの香りが漂っていた。屋台の女性が素早くスープをよそってくれた。

2025年2月 5日間
この紀行を開く
グレートバリアリーフ
オーストラリア • ケアンズ

海中の色と、
沈黙の時間

スノーケリング中、大きな魚がゆっくり横切った。海の中では、人の声はほとんど聞こえない。

2025年8月 7日間
この紀行を開く
ニューヨーク
アメリカ • ニューヨーク

雪のセントラルパークと
店内の灯り

冬の公園は静かだった。暖かい店に入ったときの光と匂いが、旅の記憶として強く残っている。

2025年12月 7日間
この紀行を開く